令和6年度学校だより__
避難訓練週間の初日、清掃時間に避難訓練を行いました。子どもたちには、「今週のどこかで…。」と事前指導をしていたので、抜き打ちの訓練です。地震はいつ起こるか分からない、という想定です。これまで、昼休みに避難訓練をすることが多かったので、子どもたちにとっては、「まさか!」の訓練でした。
非常ベルが鳴ると、校舎は一瞬で静まり返りました。廊下や玄関の様子を見に行くと、スピーカーに注目している子どももいました。しゃがんで、頭を抱えている子どももいました。「こっちにおいで!」と下学年に声をかけている6年生もいました。子どもたちが、真剣に避難訓練に参加していることが分かりました。
今でも、1年前の「能登半島地震」の揺れを、鮮明に覚えている子どもが多くいます。その経験が、真剣な態度に表れていてのだと思います。大きな地震が起きないことを祈るばかりですが、いざというときに、経験したことが自分の命を助けます。訓練を繰り返すことで、冷静に対処できるようになると考え、今後も防災教育と安全教育に取り組んでいきます。