令和7年度学校だより__
昨日、上越市教育委員会の「部落問題学習、人権教育支援訪問」があり、指導主事をお招きし、6年2組が部落問題学習の授業を公開しました。頸城区小中連絡会 学力向上部会の取組として、区内の小中学校の先生方も、参観に来られました。 6年2組は、これまでに室町時代のケガレ・キヨメから始まった「人権の歴史」を学んできました。医療の発達や産業の発展のために、被差別部落の人たちが社会に貢献してきたことも学んできました。
授業では、「判決」という資料をもとに、被差別部落の人々がいかに人権を侵害され差別されてきたかという事実をもとに、学びを進めました。差別された側の無念さ、被差別部落の人々の怒りに触れ、一瞬教室の空気が止まったように感じる瞬間もありました。不当な判決に、憤る場面もありました。
子どもたちの中からは、「人としておかしい、間違えている。」「あまりにもひどすぎる。」という声が聞かれました。差別を許さないという強い気持ちが、ワークシートにも表れていました。 差別をしない、させない、許さないという気持ちを、毎日の生活に生かすことが大切です。11月は、いじめ見逃しゼロスクール集会や、6年生が参加する頸城中学校区のスクール集会も予定されています。様々な機会をとらえ、人権感覚を高めていきたいと考えています。