令和7年度学校だより__
修学旅行2日目のスタートは、江戸文化製作体験でした。木目込みまりの製作です。木目込み人形は、布地を「木目込む」技法で作られた伝統的な日本人形で、江戸時代に発展した独自の工芸品です。木目込み人形は、子どもたちにはあまりにも難しいので、まりの製作を体験しました。
桐塑(とうそ)というコルクのようなまりの溝に、自分で選んだ布地を押し込んでいくのですが、これがなかなか繊細な作業で難しいのです。集中力と根気が必要です。器用に木目込んでいく子どももいれば、なかなか木目込むことができずイライラが募る子どもも…。職人の方からアドバイスをいただきながら、少しずつ少しずつ木目込んでいきました。
最後は、親方?に仕上げてもらい、オリジナルのキーホルダーが完成しました。同系色で仕上げる子どももいました。カラフルなまりを作った子どももいました。それぞれに、その子らしさが出た木目込みまりが完成しました。お土産を買うのも楽しいですが、自分で作った木目込みまりも、修学旅行のよい思い出・記念になりそうです。