令和7年度学校だより__
総合的な学習の時間に、福祉について学んだり体験したりしている4年生。今日は、目の不自由な人を正しく理解し、目の不自由さを体験しました。目の不自由な人の特徴や接し方のポイント、点字についても学びました。白杖を持った方が、周りの人に助けてほしい時は、どのようにするか知っていますか。私も初めて知りました。ぜひ、子どもに聞いてみてください。
「クロックポジション」はご存じですか?目の不自由な人に、どこに何があるのかを伝えるときに、「〇時の方向にあるよ。」と教えてあげるのだそうです。二人一組になり、一人はアイマスクをかぶり、もう一人が物のある場所を教えてあげてみました。きちんと伝えることで、目が不自由でも、安心して何がどこにあるか分かることを体験しました。「あっち」「こっち」「そこ」では、伝わるわけがありませんね。
最後に、アイマスクをして点字ブロックを歩いてみました。アイマスクをした途端、目の前が真っ暗になり、急に不安になります。一歩進むのも、足がすくんでしまいます。足の裏で点字ブロックを感じながら、ゆっくりゆっくりと歩みを進めた4年生でした。目の不自由な人も、安心して生活できる社会にするために、様々な工夫があることも学んだようです。