令和7年度学校だより__
4年生の「総合的な学習」のテーマは、福祉です。前回は、車いすを体験し、障害のある方の不自由さを体験しました。また、障害のある方を思いやった関わり方も学びました。今日は、前回とは違った角度から福祉について学ぼうと、障害者スポーツを体験しました。「ぼっちゃ」と「ゴールボール」です。初めて聞く子どももいました。どんなスポーツなのか、なかなかイメージできない様子で、体験が始まりました。
ぼっちゃは、肢体不自由の方でも楽しめるスポーツとして、ヨーロッパで考案されたスポーツです。パラリンピックの正式種目として採用されていますが、健常者も気軽に楽しめるニュースポーツとして、多くの人に親しまれています。前回の経験を活かし、車いすに乗ってぼっちゃを楽しみました。1球投げるごとに、歓声が上がりため息が漏れました。
視覚障がいのある選手がプレーするゴールボールは、パラリンピック特有の競技です。鈴の入ったバスケットボール大のボールを互いに投げ合い、得点を競うチームスポーツです。子どもたちも、アイマスクを装着し、視覚障害者の体験もしました。見えないということは、予想以上に怖く不安な気持ちになったようです。音が頼りの種目なので、静粛な中でのゲームでした。