令和7年度学校だより__
6月11日(水)に、くびきのレールパークに校外学習に行く予定の3年生。今年度、3年生の総合的な学習の時間のテーマは、「発見!くびきのお宝!」です。すでに丸田屋さん、大池いこいの森と探検してきた3年生。次の目的地は、くびきのレールパークです。子どもたちにとって、身近な場所ではありますが、詳しいことはあまりよく知りません。 今日は、「くびきのお宝のこす会」の西山様から学校に来ていただきました。そして、見学する前にコッペル号について学びました。
ところで、頸城鉄道はご存じですか?大正時代から、昭和46年まで、直江津と浦川原を結んでいた軽便鉄道です。人や米、野菜などを乗せて線内を走った蒸気機関車は、コッペルの愛称で親しまれたそうです。子どもたちには、コッペル号で浸透しています。コッペル号は、ドイツ生まれなのですね。大瀁小学校区の百間町は、頸城鉄道の中心的な駅だったようです。
西山様からは、幼少時代から身近だった、コッペル号との思い出をお聞きしました。また、廃線になり兵庫に運ばれたコッペル号を、20年前にレールパークに運んできたことなどを教えていただきました。また、瀧本邸や栄恩寺の枝垂れ桜など、残したい頸城のお宝も教えていただきました。 西山様の、コッペル号をもう一度見たい、もう一度動かしたいという熱のこもった思いを、子どもたちは前のめりになって聞き、たくさんメモを取っていました。