令和6年度学校だより__
今日は、上越市教育委員会の「部落問題学習、人権教育 授業改善支援訪問」があり、5年2組が授業を公開しました。新潟水俣病患者に対する差別を題材に、差別に憤り、差別を許さない心を育み、差別をなくしていこうとする心情を高める内容でした。
前の時間は、新潟水俣病の発生経緯や原因などを学びました。不当な差別に憤るには、正しい知識を学ぶ必要があるからです。当時の様子を映像で見た子どもたちにとっては、ずいぶんショッキングだったようです。水俣病の症状に苦しむ住民の様子を、食い入るように見入っていました。
子どもたちは、差別の現実を深く学び、差別が繰り返されないために大切にしなければならないことを、真剣に考えました。 新潟水俣病問題は、いまだに解決されていない新潟県特有の人権問題です。子どもたちには、新潟県で起きている差別問題に気付き、差別を許さないという気持ちを高め、自分から行動しようとする実践力を育てたいと考えています。