令和6年度学校だより__

避難訓練



 今日は、スクールサポーターの方と警察の方にも来ていただき、不審者の侵入を想定した避難訓練を行いました。校内放送が入ると、教室ではバリケードを作り、入り口をふさぎます。電気を消して、教室を暗くします。不審者から見えないように、静かに身をかがめます。体育館に避難するときも、真剣な表情でおしゃべりをする子はいませんでした。ニコニコしている子も一人もいませんでした。真剣に訓練に参加することができました。



 いつも、大人が近くにいるとは限りません。休み時間や登下校、地域での遊びと、自分の命を自分で守らなければならない場面は、たくさんあります。そういう時に、自分で考えて行動できるよう、訓練で経験し命の守り方を学ぶことが大切なのだと考えています。スクールサポーターの方も、子どもたちの真剣さに驚いていらっしゃいました。



 スクールサポーターの方からは、話をきちんと聞くことと、逃げるときにけがをしないことが大切だと、教えていただきました。それは、不審者対応の時だけではありません。普段から、授業中に教師の話を聞く、友達の意見を聞く、放送が入ったら活動をやめて放送を聞くことが大切なのだと思います。日常生活の中で培ってほしい力だと感じています。


2024年10月29日 水越 厚